カーリング戦略研修
①カーリングとは(Team Morozumi の紹介)
②カーリングの勝ち方の極意
③カーリングから学べるものとは
④カーリングと英語の関係性
⑤カーリング研修
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①カーリングとは
氷の上で石(ストーン)を滑らせハウスと呼ばれる円の中心に最も近い場所を確保し、チームの得点を数えるウィンタースポーツです。 スコットランドが発祥の地といわれており、欧米特にカナダで人気が高いです。 高度な戦略とテクニックが必要なことから「氷上のチェス」ともいわれています。
基本ルール>
1チーム4人でプレーします。
各チームが約40m先にある的(ハウス)にむかってストーンを1人2投ずつ計8投を交互に投げ(1エンド)、最もハウスの中心に近い場所にストーンを置いたチームに得点が入ります。
試合は10エンドで行い、1試合あたり各チームに73分の攻撃時間が付与されます。勝敗は、10エンド終了時の総得点で決まります。
ストーン1個につき1点となります。
フリーガードゾーン…ホッグラインとティーラインの間のハウスを除いた部分を「フリーガードゾーン」といいます。各エンドとも、始めの5投のプレイが終わるまで、フリーガードゾーン内にある相手チームのストーンをはじき出すことはできません。これによりシート内にストーンが溜まり、得点をめぐる攻防が激しくなります。誤ってはじき出してしまった場合、相手チームのストーンは元の位置に戻されます。
②カーリングの勝ち方の極意
カーリングはチームスポーツで唯一「直接的に」相手チームに触れることができないスポーツなので「心理戦」が“勝利“する上で大切となります。
その中でも最も大切にされている要素とは一体なんでしょうか?
それは、<意外性/creativity>です。
相手の意表をつく作戦・戦術を何個考えられるかによって、勝敗が決まります。
心理戦である以上、相手のメンタルを揺さぶり、チームワークを乱すこと自体が、戦略であり勝利への糸口となります。例えチームワークがとても優れていても、相手よりも意外性のある戦術を考えることができなければ、敗北の道へと進んでしまいます。
③カーリングから学べるものとは
カーリングは別名「氷上のチェス」と言われており、1投で形勢が逆転することもあるため、試合に勝つためにはストーンを配置する戦術がとても大きな鍵となります。
その上で重要となる要素をいくつかピックアップしました。
・チームワーク(Team work)
・メンタル (Mental)
・分析 (Analysis)
・意外性 (Creativity)
④カーリングと英語の関係性
一見何も“繋がり“がないように思う「英語とカーリング」ですが、共通した大きなキーワードがあります。それは「習慣性」です。カーリングで正確なショットを決めるためには、長い時間再現性のあるショットを投げるための、体力(Physical)、そして技術 (Technic)が必要とされます。ただの心理戦ではなく、身体性も必要とされている競技のため、チェスや将棋などとは大きく違い「スポーツ」として認知されております。
また、英語学習をする上で最も大切なことは「習慣化」です。はっきり言いましょう。英語学習はとても大変です。1日勉強したからといって、容易に習得できるものではありません。自分に最も最適な学習法を見出し、反復的に勉強をする習慣を作ることが大切となります。そのためには、学習をする以前の身辺整理がとても大切となります。部屋中にものが溢れているのかで英語教材を置いておいたら、見つけるのがとても困難で、学習意欲が薄れてしまいます。
カーリングも同様に、チームにいるそれぞれが自分の課題をできていない状態で、試合に望むと、試合以前にチームとして成り立っていないですよね。つまり両方に言えることは、成果・結果を生むためには、自分自身を深く理解し、その上で反復的にアクション(学習・練習)をし続ける習慣をつけられるかどうかが大切となるということです。
⑤カーリング研修
現役オリンピアン「両角公佑」が実際の試合で体験した「局面」を皆様に挑んでいただきます。
以下の写真をご覧ください↓
この局面を日常のシーンに落としてみましょう。ハウスの中心にある「赤いストーン」は、あなたの意中の「女性」です。そしてすぐ手前にあるのが、あなたのライバルである「青いストーン」です。
この局面の際、あなたはどのような戦略で挑みますか?